令和4年3月11日(金)、「令和3年度 第3回鹿児島高専テクノクラブ技術研修会」を本校からの配信によるオンラインセミナー形式にて開催し、KTC会員企業28社をはじめ本校教職員等80名の参加がありました。
はじめに、KTC鶴ヶ野会長及び氷室校長からの挨拶の後、特別講演として、米子工業高等専門学校 校長特別補佐 総合工学科 情報システム部門 教授 河野 清尊 氏(米子高専前地域共同テクノセンター長)を講師に迎えご講演いただきました。講演では「米子高専における産学官連携の取り組みについて」と題し、米子高専を取り巻く環境や米子高専振興協力会や地域共同テクノセンターの会員企業数増加・人材育成・人材確保のための取り組み等の説明をしていただきました。また、産学官連携の要は振興協力会であり、会員の満足度を高めることが振興協力会の発展につながり、学校の発展につながるため、「就職・人材確保」と「会員企業の人材育成」が重要であるというお話がありました。
引き続き「KTC会員企業と鹿児島高専教員との共同研究紹介」として、機械工学科 徳永 仁夫 教授による「ヒラメの陸上養殖へのマイクロバブルの適用」、機械工学科 椎 保幸 准教授による「油空圧パネル標準化における省エネ設計の研究」の研究紹介がありました。
参加者からは「米子高専における産学官連携の取り組みはKTCの活動においてもいい刺激になったと思います。」「米子高専と地元企業との連携を興味深く知ることができ、有意義でした。」等の意見が寄せられ、大変有意義な技術研修会となりました。