令和3年度地方創生特別講義(2年生対象)を開催しました

令和3年11月24日(水)、2年生を対象として霧島市及び日置市職員による地方創生特別講義を開催しました。本講義は、国や自治体が地域活性化のために取り組んでいる地方創生について、学生に知ってもらうのと同時に、地域の文化・産業・資源などを知ってもらうよう実施しているものです。

今年度も昨年と同様に新型コロナウイルスの対応として、代表学生は対面形式で、その他の学生は各クラスにてリアルタイム配信で講義を受講しました。

講演では、日本全体の活力を上げるための取り組みや人口減少の実態、地方創生に向けた霧島市・日置市独自の取り組み、OBからのアドバイス等について講演いただきました。

霧島市からは、地方創生事業の一つとして産学官連携の組織が中心となり地域産品のブランド化や戦略的な情報発信により地域経済の活性化や交流人口の拡大を図っているという説明がありました。また、霧島市から離れてもふるさと納税やSNSで霧島市の魅力を発信することで霧島市に貢献することができるといった話がありました。OBからは、勉強や部活など何事にも積極的に取り組むことや不安を恐れながらも一歩だけでも踏み出してみることが大切であるというアドバイスもいただきました。

日置市からは、地方創生の背景には人口減少があり、人口減少に歯止めをかけるためには人口流出を抑制し、出生率の改善や移住・定住を促進し、安心して住みやすいまちづくりを行うという考え方で地方創生に取り組んでいるという説明がありました。具体的には育児に必要なものを入れたマタニティボックスの配布や日置市職員が戦国武将に扮して観光PRなどの事業を行っているという話がありました。

学生からは、「若い世代が地方を活性化させていくことが大事だと思った。」「地方創生について知ることが出来て、自分は将来どこで働いていくかを考える良い機会になりました。」等の意見が寄せられました。