地域企業特別講義(1年生対象)を開催しました

 令和2年12月9日(水)1年生を対象として鹿児島高専テクノクラブ会員企業による地域企業特別講義を開催しました。今年度は各学科の代表学生各3名計15名を対面形式で、その他の学生は各クラスにてWEBによるリアルタイム配信で講義を受講しました。分野の異なる企業からコーアツ工業(株) 技術開発部技術課 安達 健太 氏、ソフトマックス(株) 管理本部 福添 寿 氏、インフラソリューション部 有村 修人 氏、(株)トヨタ車体研究所 ITエンジニアリング部 ITソリューション室 前田 航 氏の3社4名に講演していただきました。

 「地域企業でのものづくり、今の学びがどう活きるか」と題し講演いただき、各社から、企業紹介・地域企業での地元貢献・高専卒の強み・学生時代の勉強が実際にどのように具体的に仕事に活かせるのか等の話がありました。

 本校のOBからは、学生時代の勉強が業務の基礎となり、学んだ知識を活かすことができること・興味のあることに積極的にチャレンジすることの意義について話がありました。

 また、学生からは、今の仕事についてのやりがい・仕事をしていて気づいたこと・就職の際や仕事をしていく上で有利な資格・就職した最終的な決め手等について質問があり、講師からは回答も含めて学生へのアドバイスをいただきました。

 学生からは「自分たちの習っていることが、どのように役に立っているのか知られてよかった。」「具体的な仕事内容を知ることができて、将来のイメージをすることができた。」「地元にも海外にも通用するような技術を持った会社があると知り、将来の選択の一つになったと思う。」「地域企業について、理解を深めることができたのでよかった。」等の意見が寄せられました。